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【マレーシア車ナンバー事情】マレーシアの自動車ナンバーの仕組みを知っていますか

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マレーシアの車のナンバープレート(登録番号)は、一見複雑に見えますが、非常に合理的で明確なルールがあることを知っていますか。

基本的には「最初のアルファベットが登録された州や地域」を表し、その後に数字や進行状況を示すアルファベットが組み合わされます。ランカウイの「KV」や、クアラルンプールの「W」の変則的なルールも含めて、分かりやすく解説します。

目次

基本の法則:最初の文字は「州」を表す

マレーシアの一般的なナンバープレートは、「アルファベット3文字 + 最大4桁の数字」(例:BHA 1234)が基本スタイルです。この最初の1文字目が、マレー半島部の各州を表しています。

頭文字該当する州(マレー半島部)
Aペラ州 (Perak)
Bセランゴール州 (Selangor)
Cパハン州 (Pahang)
Dクランタン州 (Kelantan)
Jジョホール州 (Johor)
Kクダ州 (Kedah)
Mメラカ州 (Melaka)
Nネグリ・スンビラン州 (Negeri Sembilan)
Pペナン州 (Penang)
Rプルリス州 (Perlis)
Tトレンガヌ州 (Terengganu)

【豆知識】ナンバーに使われない文字
数字の「1」や「0」と見間違えやすい IO は、ナンバープレートの進行アルファベットには使用されません。また、Z は軍用車両専用の頭文字として確保されています。

クアラルンプール(W・V)の変則ルール

「W+アルファベット1文字 + 最大4桁の数字+アルファベット1文字(例:WA 1234 E)のナンバーを見たことはありませんか。なんかちょっと違う。。。

これは、クアラルンプール(連邦直轄領)で過去に採用されていた非常に珍しいシステムです。
クアラルンプールは車両登録数が爆発的に増えたため、次のように独自の進化を遂げました。

① 初代:Wシリーズの枯渇と「後ろアルファベット」の誕生

最初は普通に W 1 から始まり、WA 1 ➔ WYY 9999 と順番に進んでいきましたが、2013年頃についに使える組み合わせ(WYY)をすべて使い果たしてしまいました。
そこで新しく導入されたのが、ご指摘の「数字の後ろにアルファベットを足す」というルールです。

フォーマット: W #### [アルファベット] ➔ W 1 A から始まり、最終的には WD 9999 F まで進みました。

② 現行:不評により「Vシリーズ」へ移行

しかし、この「後ろにアルファベットがつく」スタイルは視認性が悪く、不評だったため、数年で廃止されることになりました。
そのため、2016年以降のクアラルンプールでは、新しい頭文字として 「V」 が割り当てられ、現在は通常の VAA 1234 のような使いやすい形式に戻っています。現在KLで新車を買うと、基本的には「V」から始まるナンバーになります。

なぜランカウイは「KV」が多いのか?

以前ランカウイに旅行に行った際、車のナンバーがKVばかりで不思議に思ったことがあります。Grabタクシーに乗りながら、子供が数えたKVナンバーの車は軽く100を超えました。皆さんの中にも同じ経験をした方が多い。。ことはないですよね。

ランカウイ島はクダ州(本来は「K」)に属していますが、島全体が免税エリア(Duty-Free Zone)に指定されています。
そのため、島内だけで流通する車両(免税車)を明確に区別できるように、独自の「KV」ナンバーが与えられています。

構造: KV #### [アルファベット] (例:KV 1234 A)

意味: Kedah の免税(Vehicle)という意味合いが強く、一目で「ランカウイで登録された免税車」だと分かるようになっています。

ランカウイ(KV)だけが特別?

マレーシアには多くの美しい島がありますが、「KV」のような島独自のナンバーが与えられているのは、実はランカウイ島(と、東マレーシアのラブアン島「L」)だけです。これには、島全体の「経済的な位置づけ」が関係しています。

理由①:島全体が「免税エリア」であること

ランカウイ島は、島全体が「税金のかからない免税の島(Duty-Free Zone)」です。
車を購入する際にかかる高い関税や物品税が免除されるため、本土よりも圧倒的に安く(車種によっては半額近くで)車を買うことができます。

理由②:免税車の「密輸・不正流出」を防ぐため

もしランカウイの免税車に、クダ州と同じ「K」の通常ナンバーをつけてしまうと、本土の車と区別がつかなくなります。
すると、「島で安く買った免税車を、そのまま本土(ペナンやKLなど)に持って行って高く売る」という密輸や不正転売が簡単にできてしまいます。
そのため、政府は「この車はランカウイ島内だけで乗ることを条件に、税金を免除された車です」ということを一目で証明するために、特別な「KV」ナンバーを義務付けているのです。

【補足】免税車のルール
KVナンバーの車は、原則としてランカウイ島から出ることができません。一時的にフェリーでマレー半島(本土)に持ち出す場合は、税関への申請や保証金の支払い、さらに「年間で最大90日間まで」といった非常に厳しい制限が課せられます。

まとめ

マレーシアの街中を走る車を観察してみると:

「B」 を頻繁に見かけるのは、人口の多いセランゴール州。

たまに見かける 「Wの数字後ろアルファベット」 は、2013〜2016年頃にクアラルンプールで登録された少し古い車。

リゾート地などで 「KV」 を見かけたら、それはランカウイの免税車。
このように、ナンバープレートを見るだけで、その車がどこからやってきたのか、どれくらい古いのかが分かるようになっています。

レダン島やティオマン島には独自の特別なナンバー(頭文字)はありません。
ランカウイ島のような「KV」のような独自の表記を持たず、それぞれの島が所属している「州」の基本ルールに従ったナンバーが割り当てられます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。本ブログでは、マレーシアのアウトドア情報や生活に関わる情報を発信しています。他にも下記タイトルの記事を書いていますので、もしお時間がありましたら是非お立ち寄りください!

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この記事を書いた人

はじめまして。当ブログ「Tropical Outdoor Life」を運営しているジンベイです。

現在、マレーシアに家族とともに在住し、現地の自然やアウトドア環境を実際に体験しながら、その魅力やリアルな情報を発信しています。

もともとアウトドアが好きで、日本にいた子供の頃から釣りや海遊びをしてきて、ヨーロッパやアフリカで釣りを楽しんだこともあります。マレーシア移住後は、南国ならではの環境に惹かれ、釣り・ビーチ・離島・ローカルスポットなどを継続的に開拓しています。

このブログでは、現地で体験したことをもとに、

・マレーシアの釣りスポットや釣果情報
・初心者でも楽しめるアウトドア情報
・現地での注意点やトラブル回避
・家族連れでも楽しめる自然スポット

などを、できるだけわかりやすくまとめています。

海外でのアウトドアは、日本とは違う魅力がある一方で、情報が少なく不安を感じることも多いと思います。私自身も試行錯誤しながら経験を積んできました。

このブログが、これからマレーシアでアウトドアを楽しみたい方や、旅行・移住を考えている方の「実用的な情報源」になれば嬉しいです。

※掲載している情報は、実際の体験をもとに収集した情報を掲載していますが、時期や場所によって状況が変わることもあります。安全には十分注意し、最新情報もあわせてご確認ください。

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