マレーシアは一年中暖かく、海・川・湖と多様な釣りスポットに恵まれた釣り天国。この記事では、釣り初心者がマレーシアで安心して釣りを始めるためのステップをわかりやすく解説します。

釣りの種類を知ろう
まずは自分に合った釣りスタイルを選びましょう。
釣りの種類 | 特徴 | 初心者おすすめ度 |
---|---|---|
海釣り | 港・ビーチ・船から釣れる。魚種が豊富。 | ★★★☆☆ |
淡水釣り | 湖・川・ダムで釣れる。静かで安全。 | ★★★★☆ |
管理釣り場 | 有料施設。道具レンタルあり。 | ★★★★★ |
初心者には「淡水釣り」や「管理釣り場」がおすすめ。安全で設備も整っており、家族連れにも人気です。
必要な道具を揃えよう
最低限必要な道具は以下の通り:
- ロッド(釣り竿):初心者向けは1.8〜2.1mのスピニングロッド
- リール:スピニングリールが扱いやすい
- ライン(糸):ナイロンライン4〜6lb程度
- フック・オモリ・ウキ:基本セットでOK
- エサ:現地の釣具店で購入可能(ミミズ、パン、ペレットなど)
💡現地の釣具店では「初心者セット」も販売されているので、まずは店員さんに相談してみましょう。
釣りスポットを選ぼう
クアラルンプール周辺の初心者向けスポット

Prima lake(淡水・スポーツフィッシング向け)
セランゴール州プチョンに位置する都市型の淡水湖。ピーコックバスなどのゲームフィッシュが狙えることで知られ、スポーツフィッシャーに人気のスポットです。湖は広く、ボート釣りも可能。岸辺は整備されていますが、魚はストラクチャー(岩場や沈み物)に潜む傾向があるため、初心者はガイド付きの釣行がおすすめです。釣果を上げるには、ソフトルアーを使った繊細なアプローチが鍵
Morib beach(海釣り・投げ釣り向け)
バンテン地区にあるモリブビーチは、クアラルンプールから車で約1時間の好アクセス。広い海岸線からの投げ釣りが可能で、特にクローカー(Ikan Gelama)などがよく釣れます。週末には釣り大会も開催されるほど地元釣り人に人気のスポットです。潮の満ち引きによって釣果が左右されるため、早朝や夕方の時間帯が狙い目
Kolam Pancing Rm3(管理釣り場・初心者&家族向け)
バンテンのJugra地区にあるRM3釣り堀は、初心者に最適な管理釣り場。入場料はわずかRM3で、釣り竿レンタル(RM10)やエサの販売もあり、手ぶらで訪れても釣りが楽しめます。釣った魚は種類ごとにkg単位で精算し、持ち帰り可能。近隣のレストランで調理してもらうこともできます。魚種ごとに池が分かれており、シンプルながら本格的な釣り体験ができる穴場です
ルールとマナーを守ろう
マレーシアでは釣りライセンスが不要な場所も多いですが、以下の点に注意:
- 国立公園や保護区では事前申請が必要な場合あり
- ゴミは必ず持ち帰る
- 魚を持ち帰る場合はサイズ・数を守る
- 他の釣り人や自然環境への配慮を忘れずに
家族で楽しむコツ
- 子ども用の短いロッドを用意すると扱いやすい
- 日焼け・虫除け対策を忘れずに
- 飽きないようにピクニックや遊びも組み合わせる
- 釣れなくても「自然体験」として楽しむ気持ちが大切
まとめ
釣りって、始めるまではちょっとハードルが高く感じるかもしれません。でも、マレーシアには気軽に行ける釣り場がたくさんあって、道具も現地で揃えられるので、思ったよりずっと気楽に始められます。
週末に家族で湖や海に出かけて、のんびり竿を垂らすだけでも、すごくいい時間になりますよ。まずは近くの釣り場に行ってみて、「釣れるかな?」くらいの気持ちで始めてみるのがちょうどいいと思います。