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マレーシアでの潮干狩り文化と日本との違い

南国ビーチで貝が採れるって本当?

マレーシアの海岸では、海水浴を楽しむような一般的なビーチでも、干潮時には貝を掘ることができます。日本のように「潮干狩りイベント」や「専用スポット」があるわけではなく、実はとても身近な自然体験なのです。

潮干狩りができるタイミングと場所

  • 干潮の前後2時間がベストタイミング 潮が引いて砂浜が広がる時間帯を狙いましょう。事前にマレーシアの潮見表で干潮時刻を確認するのがおすすめです。
  • 季節を問わず年中楽しめる マレーシアは常夏の気候なので、日本のような「春の潮干狩りシーズン」は存在しません。思い立ったらいつでも行けるのが魅力です。
  • おすすめエリア セランゴール州のMorib BeachやRemis Beachなど、観光客も訪れるビーチで気軽に体験できます。

干潮時間に合わせて行動することがすべてです。マレーシアは日差しが強いので、日焼け止めと水分は必ず準備しましょう。

潮汐・海面水位のデータ 潮位表Malaysia | 潮見表(満潮・干潮)|タイドグラフ

日本との違い:文化的背景と認識の差

  • 日本ではレジャー、マレーシアでは日常? 日本では家族連れのレジャーとして定着しています。5月のゴールデンウイークに潮干狩りの参加料を払い、放流されたアサリやハマグリを掘った経験がある方も多いのではないでしょうか。一方でマレーシアでは、「わざわざ貝を掘りに行く」という文化は一般的ではありません。なぜなら、海水浴や海辺でのBBQを楽しむ人たちが大勢いる一般的なビーチで、普通に貝が採れるからです。
  • 道具や準備もシンプル 日本のように専用の熊手や網袋を持参する人は少なく、素手で掘るスタイルです。

バケツを片手に素手で掘ったり、ビーチに落ちている石や木の枝で掘っているローカルの方もいます。それでも、私たちよりも上手にたくさん採っています。

潮干狩りのコツと注意点

  • 持ち物:帽子、水分、サンダル、バケツ(またはジップ袋)
  • 安全第一:日差しが強いので熱中症対策を忘れずに
  • 環境保護:採りすぎず、小さな貝は海に戻しましょう

採れる貝は2cm程度でそんなに大きくはありません。1cmくらいの小さい貝は逃がしてあげましょう。

マレーシアでの潮干狩り体験

多くの方がRemisビーチ沿いで楽しんでいます。すべての人が潮干狩りをしているわけではなく、岩のところで海の生き物を探したり、貝を掘ったり、座って気ままに過ごしたり、本当に自由に過ごしています。

砂の表面から深さ3~5cmを少しずつ熊手等で掘っていくと、ゴロっと小石のようなものが転がってきます。それが貝です。砂を少しずつ削っていくだけで、小石にぶつかったような感覚があります。

小一時間で100匹以上の貝を採ることができました。

ちなみにローカルの方はバケツ一杯に。恐らく500匹以上ありそうです。

潮干狩りの後のビーチ。

マレーシアのビーチは遠浅なので、潮が満ちてくるときはとても速いです。海の状況を確認しながら、決して無理をせずに楽しんでください。

マレーシアで自然とふれあう休日を

潮干狩りは、観光地のビーチでも気軽に楽しめる自然体験です。クアラルンプールから車で1時間程度で来ることができるビーチで潮干狩りを楽しむことができます。しかも年中。日本との文化的な違いを感じながら、南国ならではのアウトドアを満喫してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

はじめまして。当ブログ「Tropical Outdoor Life」を運営しているジンベイです。 現在、マレーシアに家族とともに在住し、南国の自然に囲まれた暮らしを楽しんでいます。
自然の中で過ごす時間は、心を整え、日々の生活に豊かさをもたらしてくれます。 このブログが、あなたのマレーシアでのアウトドアライフのきっかけになれば嬉しいです。

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